忍者ブログ

日々のあれこれ、思いつくまま気の向くまま

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



どうにも捉えどころの無い映画という感想だったんですが、どうやら神話「ニーベルングの指輪」とか人魚姫のストーリや設定を知っていると理解できるらしい。

後半にでてくるトンネルが凄く大事。これは、産道の比喩表現ですね。つまり、異界の入り口。
さりげなく、宗介は、「前に来た事がある」、と、ポツリと言ってますが、まさしく1度は通ったはずで、なかなかシュールですね。
で、産道を逆に辿って子宮に通じる。このトンネルを通ることで、ポニョは進化をさかのぼるように、ヒトから半漁人、魚への変化して、意識を失う。逆行しているわけだから、生から死の世界に踏み込んでいるとも言えますね。
その子宮にあたる半透明のドームは奇しくも、死と生を暗示するかのように隣同士に建つ老人介護施設と保育園が水没している場所にあるわけです。
水中に没したドームの中も、実は水で満たされていました。まさしく、羊水に満たされている状態というわけで、怖いぐらいに練りこまれていますね。

歩けない老婆達が飛び跳ねているってのは、すでに逝っているからと考えると納得できる。
取り残された、車椅子は、まさにそれの暗示なのかもしれません。リサも当然、お亡くなりになってるんでしょう。(ただ、子宮の中に居るってことは、藤本かポニョママに助けられているのかもしれません)

そういえば、途中、赤ん坊を抱いた婦人の旦那から、ロウソクを受け取った宗介とポニョ。結局、そのロウソクは灯すことは叶わなかった。ロウソクの火とは生命の火と考えると良いのかもしれない。そう彼らは舟に乗ってましたね。まるで三途の川を渡っているかのようですね。恐らく、あの一家は亡くなられているか、もうじき亡くなる運命なんでしょう。ポニョが赤ん坊にサンドイッチをあげようとし、代わりに母親が食べていましたが、表情が暗いんですね。まるで死相が現れているようでした。この映画って、どんなに苦しい状況でも、意外と皆が、前向きで明るいんですが、あの母親だけは例外なんで、劇場で見ていた時は違和感を感じていたんですが、なるほど、こういうことかと。
あの一家は他の舟の人達と合流し、水没を免れたホテルに向かいましたが、その運命は同じなんでしょう。まるで、ホテルが天国かなにかを比喩しているようです。

一方、宗介とポニョが用意していたロウソクは勢い良く燃えていましたねが、トンネルの前で消えました。そのトンネルを抜けることで、生まれる前の世界に戻るわけで、死とまでは言わないまでも、生を受ける前の状態に戻るという意味で、ロウソクが消える表現は繋がっているんだと思います。

一度、死を受け入れることが、二人の試練だったんでしょう。
そして、ポニョが人間になるための儀式は、人魚姫ですね。宗介がポニョのことを拒むと、泡と化してしまう・・・そんて感じでしょうか。

最後のハッピーエンドは・・・・解釈の仕方にもよるけど、人類は既に滅亡しているのかもなぁ
宗介とポニョの二人っきりの世界。人類絶滅後の世界を二人が乗り越えていかなければならない。
そう考えると、冒頭の汚れた海も、再び浄化され・・・・というわけで、様々なネガティブ要素が振られつつも問題定義されなかったことも納得できる。文字通り、浄化され、純真な二人が、この世界を再スタートさせる・・・・

という童話だと思うと、よくできてますが・・・・

前提知識なしに見ると、さっぱり分からない映画です。
というか、中途半端すぎて無責任ですよ、宮崎さん~って言いたい。

あと、こんな怖い話を、「ぽ~にょぽにょぽにょ」なんて歌で惑わして子供に見せるなんて、なんて罪なんでしょ(笑)

PR



ネタばらしにならないように、比ゆ的に表現しますと・・・

ここは吉原・・・黒服のボーイの声に誘われるまま一軒の店へと案内された。
ゴクリと唾を飲み込み、扉を開け、店の中へ。

そこは、ロビーにしては非常に立派だった。
壁にはいくつもの裸婦像。そう、そこには、世界の巨匠達が描く、一流の絵画。
まるで美術館に迷い込んだようだ。
なんとまあ、めずらしい嗜好の店だろう。

待つこと101分。
可愛らしい声で呼ばれ、更に奥の扉をあけた・・・ら???
裏口?
え? もう外?

状況を飲み込めないままに、店を後にした。
あれは一体、なんだったんだろう。
男の頭には、いまだに?マークが浮かんでいる。

息子も状況を飲み込めていないらしく、無反応・・・・というか寂しげだ。

そんな感じの映画でした。

お下品ネタですみません。

いやね、素晴らしい映像表現というか、凄いアニメーションなんです。
でも、何を表現したかったのか、さっぱり分かりません。
連れて行った子供も・・・理解不能状態。



値上げにつぐ値上げのラッシュ

小麦を使った製品とか特に酷い上がり方。
まるで値上げがブームであるかのように、これみよがしに、あれもこれも値上げしていく。

昔、自動販売機の飲み物が100円から110円に上がった時のこと。
この値上げに踏み込んだのが、業界最大手のコカコーラ。
たしか、この時に値上げの理由が
「コーラの原料が値上がりしたから」
でもさ、コーラの原料が値上がりすると、なんで緑茶やウーロン茶、その他の飲み物まで110円に
値上がりしたん?
今では120円でしょ。

今回の値上げラッシュも、実はほとんど便乗値上げと言ってもよいでしょう。
発展途上国の食材を見てみましょう。恐ろしく安いです。
値段の違いは人件費やら運搬費、研究開発費、規制云々による検査などなど。
つまり、本来、原価の占める割合なんて、かなり低いんです。
末端価格まで2割3割当たり前のように値上がりするなんて変な話で、どうにも吸収可能なはずですが、
今なら値上げしても、「仕方ない」で済まされてしまう雰囲気なんで、みんな便乗してしまう。

ほんと、ものの原価なんて安いんですよ
某大手ファミリーレストランチェーンのハンバーグ。事情通から質問されました。
「あれの原価っていくらぐらいだと思う?」
と聞かれて、
「5円くらい?」
と答えたら、
「8円」
お・・・惜しい。 (ちょい前の話なんで、5円と8円が逆だったかもしれませんが)

実は栄養学的になんだかんだと、現代の食生活が語られますが、資本主義経済を回すためだけの理屈。
実はほとんど食べなくても、水と塩、いくばくかの米(玄米が良かろう)で十分生きていけることが、実験で立証されてるそうな。
恐らく、必要な栄養素に変換してくれる腸内細菌がしっかりと根付いていることが前提だと思うけどね。

たまにテレビでやってたでしょう。食べなくても何年も普通に生きている人が居るだとか、ピーナツジャムだけで育てられたアメリカの少年(というか、もう少年って歳じゃないか)。
といっても、いきなり明日から絶食生活ってのは、過度なダイエットで拒食症になっていく人たちと同じような道を歩むんでしょうね。
ちょっと風邪ひいただけで、抗生物質飲んだりしている大半の現代人には、都合のよい腸内細菌は宿ってない気もするんで、いきなりやらないように。
 



ジンバブエ経済は崩壊状態、インフレ率2200000%

給料日に1ジンバブエドルで買えたものは、次の日には6000ジンバブエドル必要ってことですね。

どうやって生活しているんでしょう。

ジンバブエはかつて、「アフリカの食糧庫」と言われてだそうで、食料輸出国でもあったそうなんですが、農業も破綻している状態とのこと。裏に複雑な事情があるんですが、原油高も一因だそうな。

どうなる世界経済

http://www.fuji-ft.co.jp/chart/0n-genyu/

原油先物市場は引き続き今日も値を下げました。
このまま下降トレンド一直線を期待したいところです。



GS 価格掲示板「200」出ない 原油高で悲鳴

 石油元売り各社が、系列ガソリンスタンド(GS)の価格掲示板の改修を急いでいる。電光掲示方式では、百の位が「1」しか表示できないタイプが多く、このまま原油高騰が続きガソリン価格が200円台に乗ると表示できなくなるためだ。

ガソリン価格の高騰で、マイカーの利用が控えられつつある。
給油所にとっては、需要の悪化は売り上げ減少につながり、より価格競争による生き残りが厳しくなるのに、余計な改修コストがかかり、痛手だ。

http://www.fuji-ft.co.jp/chart/0n-genyu/

原油価格の推移はこんな感じ。
なんとなくダブルトップっぽい形な気がしなくもない。
で、原油ストップ安だとか。

[商品場況・前引け]石油製品・原油がストップ安 ゴム、アルミも大幅安

ここからダウントレンドとなるか、単なる振るい落としか、要注目です。



◎ カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
◎ フリーエリア
◎ 最新コメント
◎ 最新トラックバック
◎ プロフィール
HN:
ジジ
性別:
男性
◎ バーコード
◎ ブログ内検索
◎ アーカイブ
◎ アクセス解析
◎ アクセス解析
Script: Ninja Blog 
Design by: タイムカプセル
忍者ブログ 
[PR]