その昔、もう20年も昔ですが、とある農協系某スーパーの鮮魚売り場の裏方でバイトをしていました。
朝、出勤して最初にやることは、昨日の売れ残りラップを外し、新しくラッピング。
そして、製造年月日が「今日」のシールを貼ること。
空気として、それが当たり前という感じ。恐らく、業界全体で、そんな感じだったでしょう。
そういう偽装は、他でバイトした時も体験しましたし、食品業界とは、そもそも、偽装と隣り合わせ。
相変わらず食品偽装の発覚、報道が続きますが、先の例にもあるように、そんな偽装は大昔から業界的には当たり前に行われてきたことは、メディアは良く理解しているはずだ。
そんな食品偽装報道の裏で、実は国民にとって大事なニュースが存在するはずが、いつのまにかうやむやにされてしまう構図がある。
そもそも、食品偽装に対して、国は抜本的な対策をするつもりもない。
対策をしてしまったら・・・・様々な業界、業者への影響が大きすぎ、最終的には、国民生活にも多大な影響を与えてしまうんでしょう。
少しずつ、段階的にやっていくしかないのが現実なんでしょう。
家庭への食材等の宅配サービス。昔、そこでもバイトをしていましたが、戸別に商品をまとめる作業は、配送日の前日に行っていましたが、そのためか、牛乳の製造年月日を見てみると、「明日」の日付なんですね。この段階で、最低でも1日、恐らく2日は偽装されているんですが、今、うちで使っている生協のPalシステムで届いた牛乳の日付は、すくなくとも異常はなく、少し安心しました。
もっとも安心を売りにしているPalが偽装をしていたら、話にもなりませんが・・・。
PR